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コラム|未参戦の戦い

「女の的は女」これはもう昔からの永遠のテーマですね。
やはり男性よりも女性のほうが同性を見る目が厳しかったりします。
嫉妬、妬み、恨みこの三大醜い感情が渦巻く世界でもあるかもしれません。

もうかれこれ30年近く前なのですが、この頃の私はピカピカの新社会人でした。
当時、入社した会社は男性が7割、女性が3割といったところで圧倒的に男性が多い職場でした。
そのせいで新入社員の女子は嫌でも全社の男性社員から注目されるのです。
まぁ確かに何でも「古いより新しいほうがいい」になるからですね。
それで私も男性達から「飲みにいかない?」や「帰りは電車?送るよ」や「次の日曜日空いてる?」
などのお声を掛けられたりしました。
それに応じられる範囲で応じてみてその中に好きだと思えた人がいたので交際をスタートさせたのでした。

当時は今のようにスマホはありませんでしたから社内で「今日終わったら○○で待ってて」などと書かれた
小さいメモを周りをキョロキョロしながら手渡しなど今では考えられない方法で会う約束をしていました。
それをしていると「障子に目あり」で何処かで誰かに見られたり、社内にパパラッチのような人がいて
その人がいつの間にか情報をキャッチしてスピーカー状態でリークする。これが当時の会社に関係がバレる道順でした。
当然のように彼と私の関係は社内に知れ渡っていきました。
そして最悪なことに彼のことを好きな先輩の女子社員の耳に入りここからがもう大変でした。

まずはその先輩とその取り巻きの先輩達からの陰湿ないじめのようにあることないことを噂されて私に悪いイメージをつけられたり
休憩時間に皆のお茶は入れても私のお茶は入れていなかったり、その他も色々なことをされました。
私は何も悪いことはしていない。そう思い彼を廻っての「女の争い」には私は参戦しなかったのです。
ここでそれをするのは低レベルかつ無駄なエネルギーを使うのだと若い頃ながらもそう感じていたのでした。
そうです。完全に「女の争い」の参戦拒否です。だってその先輩のように醜くなりたくなかったんですもの!
言うなれば「それだから彼から選ばれなかったんですよ」と心の中で罵倒して表には出さない参戦をしていた感じでした。
私がそのように表立ったことをせずシレッとしていたのが気に入らなかったようで遂には2人の関係を専務や常務にバラされたのです。
そうすれば必然的に社長の耳に入るからなのです。

その結果、彼は地方の支店に転勤させられて私達は引き裂かれたのでした。遠距離恋愛に限界が来て先輩の望むとおり彼とは別れることになりました。
本当に女の嫉妬は恐ろしいものです。それを身を持って経験したのでした。

その後、私はその会社は辞めました。
ことある毎にこんな目に遭うと思うと身が持たなくなるのとこの会社にいたら私も先輩みたいな女になってしまうのかなとも思ったからです。

今はその出来事から学び若い女の子達に仲間に入れてもらえるオバさんでありたいなと思うのであります(笑)

Runa