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コラム |シングルマザーになることで

2016年秋ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」
キャストが踊る「恋ダンス」も話題となり、大ヒットしましたよね。
契約結婚をしたみくりと平匡さんの恋の行方は大注目でした。
また、このドラマでは二人以外の登場人物の恋愛模様も描かれており、たくさんの共感ポイントがつまっています。
みくりの叔母・百合ちゃんと平匡さんの同僚・イケメン風見くんとの歳の差恋愛。
若くしてデキ婚をしたが、夫の浮気をきっかけにシングルマザーとなったみくりの親友・やっさん。
ゲイアプリで知り合った百合ちゃんの部下・梅原くんと直接会う勇気が出せない平匡さんの同僚・沼田さんの同性愛などなど。
登場人物全員が「傷つきたくない」と思いながらも、必死で答えを見つけようとしていました。

その中でも私が共感したのは、やっぱり同じシングルマザーであるやっさん。
まわりには「旦那の浮気ぐらい許してやれ」と離婚を反対されました。
でも、どうしても許すことができず、子供をひとりで育てることを決意しましたよね。
この決断をするまでにやっさんが悩んだ気持ちがすごく分かります。
シングルマザーになることで生じる問題にも向き合わなければいけませんから。

まず考えなければならない問題が金銭的なことです。
専業主婦だった方は生活を支えるため、仕事を始めなければなりませんが、仕事を見つけること自体簡単なことではありません。
仮に仕事が見つかったとしても、夫と同額程度の収入を得ることは難しいです…
また、離婚前から仕事をしていたとしても、夫の収入がなくなり、これまでに比べると使えるお金は減ります。
金銭的な問題を抱えてしまう可能性は十分にあるのです。
次に体力的な問題です。
夫婦二人で行っていた子育てを仕事をしながら一人で行わないといけません。
これまでに比べて、子育てにかかる時間と体力の負担は大きくなります。
シングルマザーになるということは、これらのリスクを抱えるという覚悟が必要なのです。

今までに様々な夫婦問題を見てきましたが、夫の不倫を知ったとしても、子供のためにと離婚しない方はたくさんいました。
金銭面や体力面での問題があるからという理由はもちろん、片親では子供が寂しい思いをする。
子供の成長には両親が揃っていることが最善。だから仮面夫婦だとしても、子供のために関係を続けていくと決断する方。
また、子供のためにも自分のためにも夫婦関係を修復したいと、復縁工作や別れさせ工作を依頼される方もいらっしゃいます。
これらとは逆に、夫婦関係を嫌々続けていくことで、子供に悪影響がある。関係が破綻したのなら離婚するべきという考えを持っている方も。
ストレスが解消されて、結果的にシングルマザーになってよかったという方もいらっしゃいます。
家庭についての価値観や考え方は様々で、正解なんてものはなく、簡単に答えを出せることではありません。

ドラマの中でやっさんも離婚をまわりに反対されてことで、自分が悪いのかと、間違っているのかと悩んでいました。
そんな時にみくりが「やっさんは間違ってない。誰が何と言おうと味方だから。」と言ってくれて、すごく救われたと思います。
みくりの助けがあったからこそ、やっさんは子育てと仕事の両立ができたのでしょう。

子育てをするにも、夫婦関係や恋人関係を続けていくにも、誰かの助けが必要になる時はきっとあるはずです。
自力で乗り越えようとしても、前に進めず、悩んでしまう。
そんな時にまわりの人に助けてもらうことも大切です。
女探偵Fの私達はひとりで悩んで方の助けになれたらなと思っています。

Akira